みなさん、こんにちは!
キャリア教育担当の中澤です。
梅雨に入り、お天気が安定しない毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、先日「保護者向け進路説明会」を実施いたしました。
自然学園の教頭先生から、進学や就職の仕組みや時期について、保護者の皆様へご説明いたしました。
これから本格的に進路を考えていく3年生の保護者様だけでなく、湘南国際アカデミー高等部では1年生、2年生の保護者様にも、ご参加いただいています。
保護者の皆様のご出席率も非常に高く、今後の進路についてお考えいただいていることがうかがえました。(ご欠席の保護者様には、資料をお渡ししております)

この数年で高等部の生徒の進路選択の幅も広がり、「まずは高校卒業資格を目指す」という生徒だけでなく「専門学校への進学」や「〇〇業界へ就職したい」など、一歩踏み込んだものになっています。
キャリア教育を担当する私としては、生徒が自ら考え、意思を示すことは成長の証しだなと、大変嬉しく思っています。

教頭先生からは最近のトレンドとして、進学については、これまで「AO入試」と言っていたものが「総合型選抜入試」という言葉になり、様々な視点から生徒の可能性を見て合否を決める入試となっていることがまず話されました。
確かにこれまで「AO入試」(ひと昔前だと「一芸入試」とも)と言えば、ボランティア活動や芸能活動などの学校外の活動や生徒会や委員会の会長など校内での活動を面接でアピールすることが求められる入試でした。
しかし「総合型選抜入試」では、知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体的に学習に取り組む態度の「学力の3要素」が基本となっています。

私自身、大学の就職課で就活中の学生さんの指導をすることがありますが、面接やグループディスカッション、プレゼンなどの試験内容を見ても、この3つの要素は必要だと思います。
就職活動という大学最後の難敵に勝つためにも、まずはその3要素の素質をもっている高校生に大学側も合格を出したいのではないでしょうか。

また、高校生の就職に関しては、やはり新型コロナウイルスの影響もあり、サービス接客業などの職種の求人数が大きく減っており、求人数も大きく減少するのではないかとお伝えし、就職を考えているのであれば、7月1日の求人票の解禁時期からしっかりと色々な求人を確認してくださいと、保護者の皆様にもお願いしました。
最後に保護者様からのご質問を多くいただき、やはり皆さんの関心の高さを実感致しました。

来週には、学年別のキャリア授業、そして再来週には当校で行われる進路の合同説明会に希望者が参加します。
夏休みを前に、将来の自分について学校で考える機会を持ち、夏休み中に情報の収集やご家庭での話し合いの場を設けていただければと考えています。

<文責 キャリアコンサルタント 中澤みほ>

~・~・生徒の皆さん、保護者様、学校の先生方へ・~・~

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