かながわSDGsパートナー

NPO法人湘南国際アカデミーのSDGsへの取組について

私たちNPO法人湘南国際アカデミーは、2015年 9 月に国連で採択された持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)に貢献できるよう、当法人の活動を通じて積極的に取り組んでいます。
SDGsとは先進国と開発途上国が共に取り組むべき課題として、経済、社会、環境の三側面を不可分とし、それらの調和を図るべく国際社会全体の普遍的な目標として掲げられた、持続可能な開発目標である、17のゴールと169のターゲットを指します。
(参考文献:日本 持続可能な開発目標(SDGs)実施方針 SDGs推進本部
私たちは、不登校や引きこもりの状態にある若年層に対しても学習機会と質の高い教育を平等に提供し、学校復帰や進学・就労に向けての支援の過程で、教職員退職者などのシルバー人材、優秀な教育支援経験者が携わる機会を設けることによって、若年層の社会進出とシルバー人材の活用を目指し、SDGsの理念に基づいた多様性のある人材の育成と活躍の場の創出を目指して実践しています。

私達のSDGs活動に関して

特定非営利活動法人湘南国際アカデミーの主な事業は以下の通りです。
1、フリースクールの運営
・安心できる居場所と質の高い教育、高校卒業資格を取得できるサポート
2、相談支援
・幅広い世代への就労支援・学習支援・カウンセリング等
3、福祉教育の普及
・高齢福祉・障がい福祉に関する各種セミナーや資格講座の運営
4、多様性を認め合い普及するための啓蒙活動
・各種イベントの企画・運営
5、世界の飢餓対策支援活動
「救缶鳥プロジェクト」を通して、世界の飢餓対策支援活動に取り組みます。

経済面

教職員退職者などのシルバー人材、優秀な教育支援経験者に当事業に携わってもらい、本来は非納税者であったシルバー人材が納税者になることと、社会進出が難しいと思われてきた不登校や引きこもりの貴重な人材が、将来的に社会に進出し納税者となれるように支援することで、経済を支える納税者の創出に貢献します。

社会面

不登校や引きこもりの当事者を支える家族・関係者などへのカウンセリングや相談支援を行うことで、不登校や引きこもりになる様々な要因の一つでもある家庭や家族環境の課題などに対して、地域資源(行政や民間機関、ボランティア等)を生かした包括的な支援を行い、多様性のある地域社会の実現に貢献します。

環境面

事業で使用するパソコンや机・椅子などの備品は寄贈品を活用し、不要となったテキスト・教材など、献本された教材を再利用することで資源を大切にし、環境保全に寄与できるように努めております。

これらの活動を通じて、私たちはSDGsの以下のゴールを目標に活動してまいります。

SDGs4:質の高い教育をみんなに

4、質の高い教育をみんなに
これまで不登校や引きこもりの状態にある若年層に対して、相談体制や居場所を提供し、学校復帰や社会に通じる教育も平等に提供していきます。置かれた家庭環境やジェンダー、障害の有無に関わらず、生徒1人1人の個性や特徴に寄り添い、質の高い教育を目指します。

SDGs8:働きがいも経済成長も

8、働きがいも 経済成長も
若年層だけでなく、幅広い世代への就労支援、学習支援、カウンセリングを通し、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事をする機会を醸成して参ります。地域社会や職業訓練への橋渡しも行い、それらを通して、社会への貢献につなげます。
また、教職員退職者などのシルバー人材、優秀な教育支援経験者に当事業に携わってもらうことで、働きがいの創造やそれによる納税を促し、目標の達成を目指します。

以上、当法人のSDGs活動に係る方針です。
特定非営利活動法人湘南国際アカデミーは2030アジェンダが掲げる、「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す」との理念に共感し、今後も努力してまいります。