こんにちは、生徒の皆さんのキャリアサポートをしています、中澤です。
今日は、先日行われた鎌倉での校外学習の様子をお届けします!
※プライバシー保護のため、写真の一部を加工しております。予めご了承ください。
出発一週間前までは雨の予報でしたが、当日は無事に晴れ。
むしろ日焼けを気にしてしまうほどの暑い陽気でした。
集合は北鎌倉駅。小さな駅なので続々と湘南国際アカデミーの生徒が駅前に集合する様子がわかりました。中には電車に乗り遅れてしまったりと、アクシデントがあった生徒もいましたが、これが校外学習で学べるところ。
集合時間から逆算して何時に起きれば良いのか、自宅からはどのルートで行くのか、段取りをすることは社会に出てからは必要不可欠なスキルです。
今回の校外学習では、数か所の鎌倉の寺院をめぐりながら、自然と触れ合うことができました。実は私自身は東京に住んでいるため、鎌倉を観光したことがなく、鎌倉と言えば「お寺」や「紫陽花」のイメージでした。今回はそんなイメージにピッタリのルートを英語科の岡部先生と国語科の山田先生がプロデュースしてくださいました。
新型コロナウイルスの対策としてマスクの着用と手洗い、消毒の注意確認を行い、いざ出発!
まずは、円覚寺へ。
高等部には車椅子の生徒もいますが、今回は校長先生がアシスト。校長先生は訪問介護の仕事を経験していたこともあり、車椅子の取り扱いには慣れています。そんな校長先生の姿を見て、介護福祉の業界に興味を持ち、今では提携の湘南国際アカデミーで初任者研修を受講する生徒や介護施設で働く卒業生もいます。
円覚寺では、紫陽花の花が色とりどりに満開に咲いており、お寺の風景ととても良くマッチしていました。
円覚寺の次は歩いて建長寺へ。
なかなか普段長い距離を歩く機会が少ない生徒たちには、良い運動になりました。
建長寺では、半僧坊へ向かう途中の虫塚(名前に虫は付いていますが、虫がたくさんいるわけではないので、ご安心を)で昼食をとりました。
高等部では、同じ学年の中で交流はありますが、学年を超えて仲良くなることも多いのが特徴です。3年生が2年生に声をかけて一緒にお昼を食べていたり、一年生に交じって先生方がいたり・・・これまで小学校、中学校時代に同じような境遇にいた生徒、何らかの理由で学校に通えなかったり行かなかったりと、同じようなことを経験している生徒が集まるからこそ、気持ちが共感できる部分もあるのかもしれません。
お昼を食べた後は、皆で記念撮影をしてから、建長寺の法堂の天井龍を見学し、鶴岡八幡宮、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムを経て、報国寺に向かいます。
報国寺では、狭い空間ながら、竹の世界が広がり、生徒も思わず「わぁ・・・・」と声を上げていました。
家でゲームや読書をするのが好きな生徒が多い中、青竹を見上げることで、気持ちをリフレッシュさせることができたのではないでしょうか。梅雨に差し掛かる直前の晴れ間に来れたことに感謝する瞬間でした。
報国寺では、お抹茶もいただきました。
なかなか高校生で本格的なお抹茶をいただく機会がないので、「ニガイ・・・」と顔をしかめる生徒もいましたが、これも体験しないとわからないこと。思い出の味になりました。
一日を通して、鎌倉と自然に触れ、そしてなにより他の生徒と交流を持てたことは、大きな校外学習の成果だったのではないでしょうか。
湘南国際アカデミー高等部では、これからも生徒が楽しんで参加できるアクティビティーを実施していく予定です。お楽しみに!
<文責 キャリアコンサルタント 中澤みほ>