こんにちは!4月から新しくキャンパス長となりました太田里佳です。

湘南国際アカデミー高等部創立から3年間、当校を育ててくれた会田前キャンパス長が創り上げたものを引き継ぎつつ、私らしさを打ち出していけたらと思っています。
生徒たちに寄り添い、一緒に悩み、一緒に考え、一緒に成長していけたら最高です。
生徒たちが、卒業する時「この学校に入って良かった!」と心から思って旅立ってくれるのが夢です♪
そして、そんな旅立ちのドラマが、去る3月20日(金)に行われたSIA高等部第1期生の卒業式で起こりました。

当校にとっては初めての卒業式となるもので、男子1名、女子2名の卒業生を送りだしました。
卒業証書授与、校長式辞、来賓祝辞、送辞と進行していき、クライマックスの答辞となりました。
答辞は、SIA高等部の‘頼れる兄貴’で後輩たちからの信望の厚いR・I君が引き受けてくれました。
短い言葉でしたが、彼の想いが凝縮されていて、心の奥深くまで響くものでした。彼は、その中で、周りの人に対する「感謝」の気持ちを忘れずにこれからも生きていきたいと話していました。また、SIA高等部職員への「感謝」の気持ちを、涙をこらえ声を詰まらせながら「ありがとうございました」という言葉で表してくれました。
そして、言葉では伝えきれない感謝の気持ちを伝えるためにと、なんと!サプライズプレゼントまで用意してくれていました。職人である彼のおじいちゃんから教わって作ったたという銅板レリーフ。そこにはSIAのロゴが微笑みかけるよう描かれていました。
受け取った校長先生はウルウル…私も涙腺が崩壊してしまいました。
後日、彼から聞いたのですが、創作に5か月もかかったとのこと。感謝の気持ちを込めながら5か月もの間創作にあたってくれたR・I君に私たち職員こそ感謝の気持ちでいっぱいです。「ありがとうございました。」

卒業式後は、会田前キャンパス長による最後のホームルーム。
会田先生、卒業生、在校生が輪になって、その周りを保護者、講師陣が大きく囲んでのホームルームでした。
沢木耕太郎の著書『深夜特急』の中に出てくる「Being on the road」という言葉と共にあったバックパッカーの頃の思い出から始まり、自分は再び新たな夢に向かう「道の途上にいる」という流れでした。そして、卒業生のみんなも自分も「Being on the road」
これからそれぞれの新たなステージで頑張りましょう!とのエールで終わりました。卒業生にとって心に残る最後のホームルームとなったことでしょう。さて、来年の卒業式はどんなドラマが生まれるのかな。楽しみです♪

会田先生の最後のホームルーム

現在、SIAは新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令のため休講中です。
早く、新入生を迎え入れて学校を再開したくてうずうずしています。
生徒たちの「心安らぐ居場所」となる学校を目指してSIAキャンパス長として頑張っていきます!

< 文責 キャンパス長 太田>