学校案内

学校理念 – 自分を大事にするように相手を大事にする

通信制高校のサポート校である湘南国際アカデミー高等部には、不登校の経験のある生徒や発達障害や起立性調節障害などで体調を崩しやすい生徒、現在も学校に通うことが困難な生徒、その他にも様々な課題や問題を抱えている生徒が在籍しています。
私たちは、生徒が安心して通い、学び、そしてより良い未来に向けて歩んでいけるように、「自分を大事にするように相手を大事にする」という学校方針を掲げております。
これらは言葉の通り、自分がしてもらいたいように、相手にも思いやりや優しさ、敬意をもって接することを意味しています。
時に、自分の興味や関心を脇に置き、自分自身に望むのと同じ配慮と思いやりをもって相手に接することでもあります。
「言うは易く行うは難し」という言葉があるように行動に移していくには、とても難しいことではございますが、生徒がより良い人間形成を育んでいけるように職員が率先して行動し、生徒と共により良い学校運営を目指してまいります。

教育方針 – オンリーワンの人間教育を目指します

通信制高校の「自然学園高等学校」との教育連携

自然学園高等学校は、偏差値ナンバーワンを目指すのではなく、オンリーワンの人間づくり（教育）を目指す学校です。
生徒一人ひとりがそれぞれの個性と能力を活かし「高校３年間で、入学時に比べ何か＋αを身に付けて卒業してほしい。」と願っています。
湘南国際アカデミー高等部と教育連携を行い、自然学園高等学校の学習センター（湘南学習センター）を湘南国際アカデミー高等部に設置し、日々のサポートの授業だけでなく、単位認定に必要なレポート課題の提出やスクーリング、単位認定試験の全ての過程を湘南国際アカデミー高等部（神奈川県藤沢市）にて対応できるようになりました。
同校は福祉教育のスペシャリストでもあります。これからのキャリア育成と本校の考えるオンリーワン教育を融合させてより実務に近い教育を実践していただけるとのことです。
自然学園高等学校は湘南国際アカデミー高等部と協力し合い、将来ある生徒さんのために出来る限りのことをしていきたいと考えています。
学校法人自然学園
理事長（兼校長） 西條 隆繁　

少人数制で安心できる居場所のサポート校

➀通信制高校のサポート校である当校は安心できる『居場所』です。

大人への階段の途中にある青年期の心は‘疾風怒濤’といわれるように、不安定でありながらも自我意識が高まる時期で、様々な悩みや葛藤、将来への希望と不安の狭間にあります。通信制高校のサポート校である当校は、生徒に寄り添い、生徒の言葉に耳を傾け、生徒の未来を本気で考える教師と、臨床心理士やキャリアコンサルタント、特別支援教諭等の専門家が力を結集させて、生徒が安心できる居場所を作り、さらには生徒を支えるご家族も安心して相談できる環境を整えます。

➁少人数制で一人ひとりの個性や可能性に向き合います。

通信制高校のサポート校である当校は、生徒一人ひとりが希望や目標に近づいていけるように、寄り添い応援する教育を目指します。それは、生徒たちが困った時に瞬発的に手を差し伸べるのではなく、彼ら彼女らの未来を見据えた上でのサポートになります。生徒一人ひとりの持っている個性や可能性をさらに伸ばし広げていけるように、大切に育むことを心がけます。
そのためにも、当校では一学年定員15名の少人数制で一人ひとりの生徒のペースに合わせて、細やかなサポートを提供できるようにしております。

③一人ひとりの個性を尊重し、個性を伸ばすためのサポート

• 不登校経験のある生徒でも無理なく、自分のペースで学習できます。
  
• 学び直しが出来るため、学習の開きがある生徒も小学校・中学校の自分のわかる所から学び直すことができるので、安心して学ぶことが出来ます。
  
• 登校するペースは、生徒一人ひとりの生活リズムに合わせて、週１日コース、週３日コース、週５日コースを選ぶことができる学習環境を整えています。
  
• 体調を崩しやすい生徒の中には、1日を通して学校に滞在することのできない生徒や朝から通うことのできない生徒もおりますので、各生徒が通える時間帯を個別にカスタマイズすることができます。
  例：午前や午後など通える時間帯に、週1日コースを2日間に分けて通えるようにするなどの対応。

キャンパス紹介と設置環境

• JRや小田急線など乗り入れに便利な藤沢駅南口から徒歩10分の位置にあり、とても通学に便利です。駅からの道にはコンビニエンスストアも数件あり、昼食などを購入してから登校することも可能です。
  
• キャンパス周辺には新林公園など、緑の多いエリアが広がり、スポーツレクリエーションやお花見などのイベントを学校生活の中で行うこともあります。
  
• 通信制高校というとマンションの１室で行っている学校もありますが、湘南国際あアカデミー高等部では、全日制の高校と同じように学年ごとに教室があります。また入ってすぐに、職員やスタッフがいるオープンスペースがありますので、気軽に声をかけやすい環境となっています。
  
• 学校生活やスクーリング時に体調を崩した生徒用に保健スペースを用意しています。気分が悪くなった場合にも安心して学校にいていただけます。

生徒と保護者向けの相談体制について

1. 臨床心理士による心理相談体制
   臨床心理士と公認心理士の資格を持つ女性心理士が、学校生活での心理面の個別相談を行っています。これまで中学校や高校でスクールカウンセラーに相談をしていて、通信制高校の中でも定期的の心理相談を受けたいというお声を多数いただき、湘南国際アカデミー高等部では開校以来、心理相談の体制を設けております。
   また、生徒だけでなく保護者の方のお子様に対する心理相談も承っております。※要予約制
   
2. キャリアコンサルタント・養護教諭による進路サポート
   湘南国際アカデミーの卒業生の進路先はこれまで多岐に渡ります。
   生徒自身の考え、そして保護者様の考えに寄り添うことができるよう、校舎での１対１の面談、LINEやZoomなど様々な形でのご相談を承っております。

対応時間と連絡方法

湘南国際アカデミー高等部では、９時～１７時（電話受付時間）までご連絡・ご相談を承っております。
公式LINE：@sia-high-school
メール：shounan@npo-academy.jp
電話：0466-41-9177（９時～１７時）

一般的な質問と回答

Q

学校の雰囲気を教えてください。

A

湘南国際アカデミー高等部では１学年１クラスで、担任制ではありません。
校長やキャンパス長、サポートスタッフや科目教員、キャリアコンサルタントや臨床心理など、様々なスタッフが生徒に関わっていきます。
小学校や中学校で担任の先生と考え方が合わなくて、不登校になってしまったというお声も多くいただきますので、高等部では担任制ではなく、様々なスタッフが関わることにより、コミュニケーションを円滑にはかっております。

Q

生徒の雰囲気を教えてください。

A

湘南国際アカデミー高等部の生徒の大半がこれまで不登校や別室登校を経験しています。自分が学校や友達に馴染めない気持ち、勉強に対する不安など、共感できる部分が多いのではないでしょうか。
そのため、一人ひとりの個性を大切にし、友達と放課後一緒に教室で遊ぶ生徒もいれば、他の生徒と交わろうとしない生徒もいます。
スタッフはそれを温かく見守り、サポートをしております。

学費情報

湘南国際アカデミー高等部の学費及び自然学園高校の学費の詳細に関しましては、以下の表をご確認ください。

通信制高校サポート校の学費について

サポート校である湘南国際アカデミー高等部（週1日・週3日・週5日コース）の以下の学費（入学金・授業料）には、教科書代・生徒活動費・アクティビティ・イベントへの参加費等（交通費や昼食代は除く）も含まれております。
尚、自然学園高等学校通信制課程の単位認定に必要なサポート費用（追試や補講代等）も以下の学費に含まれておりますのでご安心ください。

通信制高校（自然学園高等学校）の学費につぃて

自然学園高等学校広域通信制課程は単位制となっており、授業料は各学年で計画される履修計画に基づいて設定されております。各年度ごとの取得単位数や選択科目などの違いによって、履修計画に変更が生じる場合には、授業料も変更になるため以下の表の金額は一つの目安として表記しております。
また、転入・編入生の場合は、その生徒の履修計画表を基に学費が決まります。

学費の支払い方法

【湘南国際アカデミー高等部学費の支払い方法について】
入学金：入学時に\50,000を一括納入していただきます。
授業料：授業料（サポート料・施設整備費・教育充実費）は、各コースの年間授業料（サポート料）を12回に分けて、毎月末日に口座振替にてお引き落としさせていただきます。

【自然学園高等学校（広域通信制過程）額の支払い方法について】
入学金：入学時に\50,000を一括納入
授業料：授業料のお支払方法は、各年度で定められた履修計画に基づき前期（前期（4月～9月分）・後期（10月～3月分）の年間2回に分けて口座振替にて、お引き落としさせていただきます。

就学支援金と各種助成制度のご案内

就学支援金について

「就学支援金制度（返還不要の国の授業料支援）が受けられます」

• 「市町村民税所得割額」が30万4,200円（年収910万円程度）以上の世帯には就学支援金の支給がありません。該当する方は国公私立問わず、授業料をすべてご負担していただくことになります。
• 「市町村民税所得割額」が30万4,200円（年収910万円程度）未満の私立高校生の世帯の方には、下記の就学支援金が授業料納付額を限度に支給されます。
• 当資料においての以下の就学支援金は、自然学園高等学校通信制課程の授業料が対象となります。

自然学園高等学校通信制課程は単位制で、授業料は1単位12,000円、1年次は26単位取得予定となります。履修計画に基づく単位数となり、履修計画の変更や編入の場合など就学支援金の支給額が異なることがあります。

出願から入学までの流れ（新入学及び転入学・編入学）

入学までの独自サポート（無料慣らし授業）

当校では入学までの間に生徒が抱える不安を少しでも和らげるために、「無料慣らし授業」というプログラムを用意しております。
生徒の中には、事前の学校見学や無料体験をしていても、入学するまでの間に「どんな先生が教えているのか、学校の雰囲気や先輩はどんな感じか、自分に合う学校かどうか」…そんな不安を抱えている生徒もいます。
湘南国際アカデミー高等部では、当校に入学してくる生徒がこのような不安を抱えて、中学3年生の最後の大事な期間を過ごすことがないように心がけています。
入学してからの「こんな学校だと思わなかった。」を避けるためにも「無料慣らし授業」をご利用ください。
「無料慣らし授業」の授業料や教材費等は全て無料ですので、入学前から体験を通してじっくりと新たな環境に慣れていくサポートをしています。
※ご都合のよいタイミングや体調に合わせてご利用いただけます。在籍する中学校への出席も大切ですので参加を強いることはありません。

入学から卒業までの高校生活

湘南国際アカデミー高等部では、生徒の皆さんや保護者様の思いやお考えに寄り添い、卒業後に向けた進路サポートを行っております。
大学や短期大学、専門学校、通信制大学などへの進学や就職、アルバイト、福祉的なサービスの活用まで幅広い可能性を踏まえ、長期的なキャリアを共に考えます。

入学から卒業までをサポートする3つのコースについて

当校で生徒をサポートする3つのコースについては、以下の各コースの紹介ページをご覧ください。

進路相談サポート

通信制高校には珍しく、進路相談を専門とするキャリアコンサルタントが在籍しております。近年増加している大学や短期大学、専門学校への総合型選抜入試への対応や就職試験に向けての面接対策なども、ご希望に応じて、しっかりと行います。

大学・短大進学と高等学院の活用

近年湘南国際アカデミー高等部で増加傾向にあるのは、大学・短期大学への進学希望者です。
一般入試へチャレンジをする生徒もいますが、多いのは３年生の９月頃から始まる、総合型選抜入試へのチャレンジです。
この総合型選抜入試は、入学志望理由書や学修計画書などの入学へ向けた意欲を紙面で用意したり、面接や学部の学習内容に応じたプレゼンテーションや試験などで合否を決める入試方法です。
湘南国際アカデミー高等部の学習カリキュラムは全日制の高校の学習カリキュラムに比べ、比較的ゆっくりと進むため、一般入試にチャレンジする生徒は家庭教師や予備校に通い、＋αの準備が必要となります。
しかし総合型選抜入試は学力だけではなく、入学意欲や姿勢が合否判断に大変重要となりますし、学校によってはプレゼンテーションなど事前準備に時間をしっかりとかけられる場合もあります。
希望の学校・学部・学科の選定からオープンキャンパスへの参加方法、入試方法の相談や具体的な勉強方法まで、しっかりと寄り添って進めて参ります。
また、合格決定後から入学後の学びのフォローもしっかりと行っております。

専門学校への進学支援

一方で専門学校へ進学する生徒も増加傾向にあります。
調理や声優、会計の専門学校などへの進学実績があります。
近年では専門学校の入試は３年生の４月から始まる学校もあり、早めの出願や受験を経て入学までにオンライン学習などを進められるところもあります。
ただ、専門学校は大学や短期大学に比べ、出席のカウントが非常に厳しいこともありますので、入試に合格することがゴールではなく、進学先で毎日通学できるか、現実的な課題かどうかをしっかりと共に考えていきます。

就職支援とキャリア教育

学生から社会人へ高校新卒として正社員で働き始める生徒もいます。
毎年６月にキャリア教育の一貫として、生徒へはキャリア講座を、保護者様向けに進路説明会を行っております。
その中では高校新卒としての業界や職種の考え方、自分の適性の把握の仕方や就職活動の流れなどをお伝えしております。
高校新卒は、ハローワーク求人を使用して就職活動を行いますので、スケジュールが明確になっており、そのスケジュールに沿うようにしてサポートを行います。
具体的には、希望する業界・職種の選定、説明会に参加する企業の選定やマナーの習得、面接対策や筆記試験対策などです。
内定をもらうことがゴールではなく、社会人として責任感を持って勤務できることが求められますので、その意識の醸成も行います。

湘南国際アカデミー高等部 設立にあたって

はじめまして、湘南国際アカデミー高等部校長の新井と申します。
私は、小学校や中学時代から不登校になりがちな日々があり、高校時代になって本格的に不登校の状態になったのをきっかけに、高校を中途退学した経験があります。
高校中退後は、両親の影響を受けて海外に渡ることを決めて、社会人として働き海外移住のための資金を貯め、カナダに渡り2年半ほど滞在し欧州なども旅をしていたことがあります。カナダではカナディアンのレストランにて皿洗いの仕事から始まり、途中からは料理人として勤務をしつつ、語学や異文化などを学んでいましたが、カナダ在住中に母が急遽他界し、父の介護なども必要になり日本に帰国することになりました。
日本に帰った当時の英語能力はとても充実したレベルまで達していたのですが、学歴社会の日本ではどんなに英語ができても中学校卒業の履歴書しか持たない私には、面接の機会さえも与えてもらえませんでした。日本での自分に対する世間からの厳しい評価に痛感したことと、カナダに住んでいた頃から自分の学力のなさを感じていたこともあり、思い切って通信制高校に編入しました。平日は働き、週末には若い子たちの中に混ざりながら公立の通信制高校での生活を過ごしました。実際に通信制高校を卒業したのは、25歳くらいの時でした。
その通信制高校在学時に、不登校になりがちな生徒や、勉強についていけずに行き場がなくなっていく生徒、そして退学していく生徒達との関わりから、教育や環境、教育の支援の在り方について考えるようになり、こういった子どもたちの支えになるような支援ができたらという思いが芽生えていきました。
また、海外で交った様々な国の友人や教育者からの影響もあり、学校の設立や、教育に携わりたいという思いから、同じく代表を務める株式会社アメイジュにて、2011年に湘南国際アカデミーを設立しました。同機関は、主に社会人に対しての介護・医療・福祉・アロマ・ハーブに関する職業訓練を提供し、13年間で約37,000人以上の修了生を輩出する教育機関に成長しました。
そして、満を持して2016年4月に広域通信制過程を持つ学校法人自然学園高等学校の支援を基に、今までになかった少人数制で週1日からでも安心して自分のペースで高校を卒業できる新たなスタイルの通信制高校サポート校「湘南国際アカデミー高等部」を設立いたしました。
同校では、「自分を大事にするように相手を大事にする」という教育方針を基に、生徒の個性を発見し、認め、尊重し合い、個性を伸ばすための居場所づくり、オンリーワンの自分づくりを目指して日々活動しております。

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無料資料請求をはじめ、通信制高校やサポート校の仕組み、高校卒業程度認定試験、フリースクールに関すること、お子様が抱えている課題、転入・編入に関する様々なご質問にお答えしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お子様とご家族のより良い未来を築くための一助となれるように、職員一同、心がけてまいります。
尚、ご入力いただく個人情報及び学校相談会等で当校が入手する個人情報は、必要なセキュリティ対策を講じ、厳重に管理致します。
個人情報管理責任者：新井信（校長）