こんにちは、湘南国際アカデミー高等部です。
突然ですが、皆さんはモルックをご存知ですか?
僕も最近までは、モルックというスポーツをあまりよくは知らなかったのですが、この度教育関係の仲間の先生から教えていただき、高等部でも始めてみました。

その仲間の先生というのが、また面白い先生なので少しご紹介しますね。
僕は、モルック先生と呼んでいますが、本名は高井礼人先生です。

モルックの高木先生
モルック先生こと「高木礼人先生」

高井先生は、最近まで通信制高校で、長年、教職員として勤務されてきましたが、この春から独立して鎌倉エリアを中心に家庭教師をされています。理科の教員免許をお持ちですが、実は、指導科目は理科だけでなく数学など多肢に渡る実力派なんです!
しかも、高井先生はベースも得意なのです♪
今でも演奏をするそうで、時には老舗のJAZZバーなどでセッションに参加するほどの本格派です。
そんな、才能豊かなモルック先生こと高井先生に、湘南国際アカデミー高等部でモルックを教えていただくことになりました。
※モルックのスポレクは、月に2回程火曜日の午前中に行っています。無料慣らし授業でも参加できるので是非体験してみてください。
高井先生の家庭教師にご興味のある方はコチラ
【あなたの学校 公式ホームページ】

さて本題に戻りまして、結果的にモルックをやった感想ですが...

正直言って...

とても面白いです!

生活ゼミで「モルック」

しかも、子供からお年を召した方まで、男女関係なく楽しめます♪
世界大会などでは、上位になる常連チームの平均年齢は、60歳以上のチームをはじめ、幅広い年齢層でチームを構成していることもあるようです。
当校の場合には、どちらかというと体力に自信がある生徒は少ないのですが、アスリートのような体力や運動能力がなくても十分に楽しめるだけではなく、ゲーム的な要素が強いので、気軽に始められます。

一言で例えるならば、ボーリングとビリヤードを足したようなスポーツかもしれないですね。しかし、ボーリングのように重いボールを投げる必要がないので、その点も力の弱い方でも安心して楽しめます。基本的にはテクニックと知恵を振り絞る要素が多いように思います。
とはいっても、なかなかイメージできないですよね。
ということで、モルックの詳しいルールなどに関しては、以下のページをご覧ください。

【日本モルック協会 公式ホームページ】

モルッカ―リ
モルックをするには、投げる木製の棒である「モルック」や、モルックを投げて倒す木製のピンの「スキットル」、モルックを投げる位置を示す同じく木製の「モルッカ―リ」の3点セットを購入する必要がありますが、それ以降はほとんど費用を要さないスポーツです。
他のスポーツですと、装備品や器具なども定期的に消耗して、買い替えなどを要する場合がありますが、モルックに関しては、上記の3点セットの消耗品以外には、装備品や器具などを要することがほとんどないので、お金もさほどかかりません。※1.
その点も、非常に経済的ですね。※1.個々の嗜好や季節によって、サングラスや手袋などの備品・服装を必要とすることがございます。

また、ゲームは個人で競うことも出来ますが、団体で競うこともできるので、少し内気な性格の生徒も、モルックを通してチームメイトと少しずつ会話も生まれてきます。
ゲームを進めていくと、相手チームに勝つためにチームで戦略を練る過程でチームビルディングを体験的に学ぶことも出来ます。

モルックはどこでもできるスポーツ

ある種のスポーツでは、体力的な面などから男女別々に行うこともありますが、モルックの場合にはあまり体力的な面は必要ないので、男女混合でゲームをすることも出来ます。
当校のように少人数制の学校にとっては、男女で分けずにできるスポーツは一体感を感じることもできるので、とてもありがたいですね。
そして、ゲームを進行していくうえで、自分たちの得点や相手の得点を計算しながら、戦術を立てていくこともあるので、モルックは思考力を養うことも出来ます。

そして、モルックにはまだまだ注目したい点があり、皆様も気にされている新型コロナウィルスの感染拡大防止に関わってくる、いわゆる「3密」(1.密閉空間、 2.密集場所、 3.密接場面)に関しましても、モルックは、1. 屋外で、2. 広い場所で、3. 人との十分な間隔を空けてプレイすることができるので、ソーシャルディスタンスもしっかりと保つことができます。
モルックは、安全に安心して楽しめることの出来るスポーツという観点においても、今後も当校の生活ゼミに取り入れていきたいと思います。

モルックはソーシャルディスタンスを確保できるスポーツ

【今後の展望】
今回、モルックを教えてくださる高井先生は、今までにモルックの日本大会にも何度か参加したことがあり、しかも上位にランクインされたこともあるとのことです。
実は、モルックは比較的新しいスポーツでもあり、大会への参加条件などが低いため、誰にでも大会に参加できるとのことです。
今後は、高等部でも練習を重ねて、いろいろな大会に出場できるのではと、ひそかに生徒達と話しています(笑)
大会に出るには、勝ち負けも大事ですが、一つの目標に向けて生徒たちが意見を交えて協力し合う過程で、様々な学びを得られると期待しています。
また、私の仕事柄、福祉業界との繋がりもございますので、今後は福祉業界にもモルックを普及していけたらと考えております。

モルックは老若男女問わず楽しめるスポーツ

さてさて、当校も新型コロナウィルスの影響で、マスクや携帯用のウィルスブロッカーの配布、消毒作業、授業の進め方、レポート学習のサポートの仕方など、様々なことをこの数カ月で変更してまいりました。

どこの学校も企業も「新しい生活様式」を模索しながら、新たな取り組みを想像していく必要があります。
当校も、これから求められる「新しい生活様式」に順応した形で生徒や保護者と向き合い、一人ひとりの生徒の個性を伸ばして、将来につながる取り組みをしていきたいと思います。

今回の投稿はかなり長くなってしまいましたが、僕も自粛生活の中でストレスが溜まり、生徒に紛れてモルックでストレスを発散したあまりに、ついつい文章が長くなってしまいました(笑)

【当記事の監修者】
湘南国際アカデミー高等部
校長:新井 信(まこと)

~・~・生徒の皆さん、保護者様、学校の先生方へ・~・~

湘南国際アカデミー高等部は、神奈川県のJR藤沢駅南口徒歩10分の場所にて(地図はこちら)、広域制通信制高校のサポート校やフリースクールとして活動しています。 当校は、教職員や看護師、キャリアコンサルタント等の専門職が「無料慣らし授業」など日々の活動を通して、不登校や引きこもりに関する悩みや課題を抱える中学生・高校生と共に、安心して学べる居場所づくりと生きがいを創造し、未来に繋がるサポートを提供して参ります。

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