こんにちは!キャンパス長の太田です。
さて、一年ぶりとなる投稿は11月6日(土)に開催された『第二回文化祭』のご報告です。
昨年は初めての文化祭で、まさに試行錯誤、手探りの中での準備、開催となりました。昨年の実行委員長は、全くの白紙状態から文化祭を造り上げたので本当に大変だったと思います。今年の文化祭は、昨年の文化祭の良さを引き継ぎつつ、今年らしさも打ちだした素晴らしいものとなりました。
今年のスローガンは☆Power of Smile☆ 文字通り『笑顔の力』 笑えば自然と気持ちも上がり、笑顔は周りの人たちを元気にさせてくれる。湘南国際アカデミー高等部の生徒たちの笑顔は私たち職員の元気の源。笑顔溢れる学校にしよう!という生徒たちの思いが詰まったスローガンです。
☆Power of Smile☆
秋晴れの中、緊張感とワクワク感と共にスタートした文化祭。午前の部の催しは、1年生のS君による中国ゴマ(ディアボロ)の披露でした。ディアボロとは、ジャグリングの道具の一種で、空中で回転させるタイプのコマのこと。よく大道芸で見かけるものですね。彼は、小学校6年生の時大道芸クラブに在籍していて、それからずっと技を磨いてきました。文化祭の前、放課後、黙々と練習していたS君。本番では、数々の技を決め大きな拍手をもらっていました。この経験は彼にとって大きな自信となったことでしょう。
数々の技を披露するS君!
午後の部は、女子メンバーによるバンド演奏からスタート♪ 生活ゼミで音楽を教えてくれているプロのミュージシャン、ピアニストの遠藤征志さん、ギタリストの曽根一馬さんの指導のもと、この日のために練習を重ねてきました。普段見る顔とは違って緊張しているのが伝わってきましたが、堂々と素晴らしい演奏をしてくれました。
2部に分けて演奏が行われたのですが、アンコール曲も含めて12曲も演奏してくれました。ヨルシカの夜行、クリス・ハートのI LOVE YOU、SMAPのシェイク、3年生徒のオリジナルソングなど、観客も一体となって楽しめました♪
オリジナル曲を演奏する3年生♪
バンド演奏の後は、湘南国際アカデミー高等部教員による文化祭の目玉とも言うべき劇『酒ベエーの家族に乾杯』の始まりです!
国語科の山田先生による抱腹絶倒の脚本・演出、「劇団爺メンとマドンナ」の渾身(?)の演技、締めにエグザイルのあのグルグルダンスまでやってのけちゃう先生たちのアツ~い劇でした!カンペ見まくりのS先生、この劇のためにおねえ言葉を練習してきたというY先生、つるつるカツラまでかぶってくれたO先生などなど、生徒たちのために本当にありがとうございました。
SIA講師陣による渾身の演技!!笑
文化祭はまだまだほかにも盛沢山!ビンゴ大会は3年生のK君が司会を引き受けてくれて大盛り上がり。ミニゲームコーナーには、ミニゲーム係の男子生徒たちが何日もかけて作ったストラックアウトが今年初登場。ボーリング、スーパーボールすくいは昨年同様ちびっこたちに人気♪ そして、バザーコーナーでは、保護者、生徒が作ったストラップ、ブレスレット、イヤリング、髪飾りなどが一番人気で売れていました。展示コーナーには、美術の授業で描いた果物、貝などの静物画、絵が得意な生徒たちの自信作などが飾られ、アートな空間を演出していました。
スパーボールすくい
展示コーナー
普段フリースペースとなっている丸テーブルでは、カタツムリベビー(この子達、なんと!かつて学校で飼われていたカタツムリ3匹の子供たちなんですよ~)が売られているという湘南国際アカデミー高等部らしい(笑)アットホームな光景。これこそ、この学校の温かさを表していると感じました。
産まれたてのカタツムリベビーたち♪
生徒たちが、時に悩みながらも励まし合い、協力し合って作り上げた文化祭。
この経験は大きな成功体験となって、生徒たちの今後の人生の励みとなってくれるものと思っています。
<文責 太田里佳>