こんにちは! キャンパス長の太田です。前回、第二回文化祭の記事を書いてからあっという間に一年が過ぎました。今年も11月26日(土)に開催された秋の大イベント「第三回文化祭」の模様をご報告いたします。

今年のテーマは「永劫回帰」 うーん。難しい熟語ですよね… これは、「えいごうかいき」と読み、「宇宙は永遠に循環運動を繰り返すものだから、人間は今の一瞬一瞬を大切に生きるべきである」という思想のこと。この言葉のイメージに合わせて作られたポスターがこれです。女子生徒二人が何時間もかけて描いた力作です!        

☆宇宙に光る星をイメージしています☆

朝からどんよりとした天気でしたが、生徒たちの気持ちは「この一瞬一瞬を大切に生きる」という文化祭テーマのとおり、文化祭を盛り上げようと一致団結していました。

文化祭の幕開けは、二年生男子生徒による「中国ゴマ」。昨年も見事な技を披露してくれましたが、今年は更に技に磨きがかかっていました。友達に協力してもらって事前に撮った動画を上映したり、希望者に中国ゴマを体験してもらったりと観客を楽しませてくれました。

見事な技を披露するS君

このあとは、一年生女子生徒の制作した学校紹介ビデオの上映です。校内を「出っワニ」と「出っパンダ」という愛嬌のあるキャラクターが案内してくれ、最後に先生たちの身体を張った(笑)自己紹介ビデオが流れるというものでしたが、エンドロールの入れ方など高校生とは思えないほど完成度が高く才能溢れる作品でした。

出っパンダと出っワニが校内を案内してくました

午後は、湘南国際アカデミー高等部文化祭の目玉、先生たちによる劇の出番です。国語科・山田先生の脚本・演出、「爺メンとマドンナズ」による『はからずも夢が叶った夢芝居』ーおっさん三人衆ー 今年はなんと30分にもわたる大作で観客を笑わせてくれました。今回は卒業生のSさんがマドンナの一人として、K君が音響担当として参加してくました。こうやって卒業生たちが自ら参加してくれるのも先生と生徒たちの絆があってこそ!嬉しいかぎりです。校長は先生たちの熱い姿にナント涙したとのエピソードもあるほど生徒たちを喜ばせたいという思いに溢れた劇でした。

サンバのリズムに合わせて踊る先生たち♪

そして、今年の文化祭のもう一つの目玉は、校長特製「アカデミーカレー」の販売です!前日、生徒たちもスパイスを擦ったりと遅くまで校長先生のお手伝いをしていました。即席キッチンカーの横にテーブルとイスを置いてイーティングスペースとしたので、さながらオープンテラス風(?)となり、生徒や保護者、先生方がここでお昼を食べていました。テイクアウトでも販売したので、用意した50食は完売となり出店大成功でした!校長先生、お疲れさまでした。

校長特製アカデミーカレー、売れてます!!

ほかにも書き切れないくらい盛沢山の文化祭でしたので、ここからは写真と共に紹介させていただきますね。

切絵のように文字を貼り、永劫回帰のイメージに合わせてシルバーのラメをちりばめています。女子生徒の発案でとても手の込んだ作品です!
生徒たちが「つまみ細工講座」で作った髪飾りやイヤリングが売れ筋でした
美術の講座で描いたデッサン、個人で出品した作品などが展示されました
スーパーボールすくい、ストラックアウト、ボーリングなどのミニゲームコーナーを用意しました
文化祭のフィナーレはピアニスト遠藤征志さんとギタリスト曽根一馬さんによる素晴らしい演奏でした♪

みんなで力を合わせて作り上げた文化祭。生徒たちは、一つの目標に向かって仲間と助け合いながら進むという貴重な体験をしたことと思います。この体験が大きな糧となって花開くことを願ってます。

<文責> 太田 里佳